２０１５．０１．０９

カイガラムシのトルビエラ

ことしは、いつ探索に出ようかと思ってはいたけれど結局行く気がない。
冬の探索は、夏場より根気がいる。
地表にはほとんどないので気生型を探すことになるが、
気生型が有りそうな処は寒い。
数も少ないとなると、ちょっと行ってちょこっと探索のスタイルでは、
まず見つからない。
そんな思いをしていたら、眠り姫さんが届けてくれた。
葉っぱの裏などに付く、カイガラムシ生のトルビエラ。

子嚢殻を確認して子嚢胞子が出ればと思ったが残念ながらなかった。

カイガラムシ生は、まだまだ色々とあると思うが名前が無い、とりあえずトルビエラとしておく。

２０１４．０８．３１ （２）

カイガラムシのトルビエラ（ツブタケ）

葉っぱの裏に発生する、宿主がカイガラムシのトルビエラ。
仲間として、ハダニベニイロツブタケというのが図鑑にある。
名前はハダニだが、宿主はハダニではなくカイガラムシで、同様の形態をしている。

少し古い個体のようで子嚢胞子は確認できなかった。
子嚢殻

葉っぱの裏には、小さな昆虫が多く生息しており、それらを宿主とする虫草で未発見なものが、まだまだ有ると思われる。今後、注意が必要だろう。