ハエヤドリタケ(ムシヒキアブ)

2014.01.31

2014.01.31

ハエヤドリタケ(ムシヒキアブ)

ハエヤドリタケになりそうなムシヒキアブ。
タンポが付いてないものに、ツノダシムシヒキアブタケという名がある(N氏)。
ハエヤドリタケ(Ophiocordyceps dipterigena )は、
胸の方に完全型(子嚢殻)を形成して、尻尾に不完全型(分生子)を生じる。
この冬の時期は、子嚢殻が付いたものはない。
現在、探索している場所で見つけたものの、フィアライドを確認しておこうと持ち帰った。
Dscn2115a

Dscn2116a


アナモルフのHymenostilbe dipterigenaの図が「昆虫病原菌の検索」に載ってるので、顕微鏡での絵合わせを試みる。
Amba0259abcd

Amba0259af

フィアライドは確かにHymenostilbeの仲間の形状に合致するが、dipterigenaとは微妙に違うようにも見える。
分生子の大きさも微妙に違う(小さ目)。
Amba0214abc

これだと、ハエ生の方も確認が必要のようだ。

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2012.08.10

2012.08.10 (2)

ハエヤドリタケ(ムシヒキアブ)

ハエ生を見つけて、1匹だけではないだろうと思いアブラチャンの小枝を見まわすが無い。移動をしてハエ生から十数メートル移動したイヌガヤに、なんとムシヒキアブを見つけた。

R0012311a

R0012327a

ハエ生とかなり近い位置での発見は、
ハエ生とムシヒキアブ生との比較が出来ると思い採取した。
しかし、思ったより未熟の個体で追加培養が必要となる。
Dscn0063ab

三日置いて、少し形が見えてきた。
Dscn0143a

Dscn0138a_2

この後、毎日、スライドグラスを敷き胞子の放出を待ったが、胞子を確認することは出来なかった。
追加培養が失敗したようだ。タンポを潰して子嚢果を潰して見たが子嚢胞子は出なかった。

分生子の放出は続いて、図鑑通りの形だ。
Dscn0091a

残念ながら、せっかくの比較機会をダメにしてしまった。
採取するとき、もっと慎重に観察していれば、完熟していないことが見えたと思う。
両方を検鏡することが出来るという思いが先行した結果だ。

救いは、この谷が有望な坪であることが判ったことだろう。


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2008.09.23

2008.9.22(3)

ハエヤドリタケ(ムシヒキアブ)

更に少し移動すると、ハチに発生したマユダマタケをみる。ハチに付いたものは初めてだ。

Dscn6550a

マユダマをデジカメに収めて、目線を、木の根本に多数株立ちした小枝に移す。この感じの小枝には、虫草が付いている事が多い。
なんと、予想が当たり何本目かの先端にムシヒキアブが見えた。
ルーペで見るまでもなく、タンポが4本ついている。ムシヒキアブに発生したハエヤドリタケだ。

Dscn6566ab

ツノダシムシヒキアブタケは、
http://shimada.air-nifty.com/2005/2006/09/post-025e.html

先輩・友人から戴いたものや僕自身も見ているがハエヤドリタケは初対面。
子嚢果はハスの実状の埋生型。

Dscn6597abvc

2次胞子は清水図鑑より少し大き目のようだが、なんとかデータが取れた。

Dscn6619abvc

記載によると暖かい地方のものの様で、温暖化の影響かなぁと思う。

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