2013.06.18
ウスアカシャクトリムシタケ
カラカラ天気が続いた。昨年発生した場所を訪れたHさんから、
まだ出てなかったとの情報を貰っていた。
その後、待望の纏まった雨が降り、その3日後、その場所へ行った。
朽木にコガネムシタンポタケが見えて、Hさんの情報通り。
昨年は岩の上に茂った苔の中に多く発生していたので、
まず手前の苔から見ていくが見えない。
次へ移動する地表の枯葉の中に小さなオレンジ色があった。
先が割れているがルーペで見ると子嚢果の粒粒が見える。
計4体見つかる。今回は、苔の中ではなく、すべて地表に発生していた。
一つ採取しようとしたが、途中で切れた。
どうも寄主が縦に真っ直ぐ有るようで、もう一つ掘る。
大きく深めに掘ると、やはり下へ伸びていた。
寄主は非常に柔らかく、その場で土を除くのをやめて土ごと持ち帰り、
水の中で土を落とした。
北海道のウスアカシャクトリムシタケは発生後すぐに虫などに食べられてしまうと聞いているが、ここのは、どうなんだろうと思う。
柔らかいので長持ちしそうには無いが、しばらく発生は続きそうだ。
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