ウスキタンポセミタケ

2015.09.01

2015.09.01

ウスキタンポセミタケ

雨が続く、例年より早い秋雨前線が元気だ。
香川県の東の端、ここの谷も雨が降っていた。
路肩に車を止め傘を取り出して斜面を見ていく。
もちろん、かあさんはいつものように車の中、
づっと僕の動きを見ているようだ。

斜面約1mの高さを、しゃがんで下から上に見上げていく。
上まで見たら、一歩移動、再びしゃがむ。
傘で暗くなるので、傘も右江へ左へ動かす。
昨年見つけた場所まで約30m、同じ動作を続けた。
雨が降り続いていたが木々のお陰で、ずぶ濡れにはならない。
しかし、カメラは車に置いてきた。
斜面の様子は少し変わっていたが、この辺だよなぁと
思う近くまで来て、見覚えの有るタンポが目に入った。
タンポは固まって四つ、離れて二つ、合計六つ見えた。
ことしも健在だった。
車に戻り、かあさん有ったよと言ってカメラを持ち出し、引き返す。
P9010424a

雨が止まないので記録写真だけにして掘り出すのを断念した。
検鏡のためタンポを一つ摘み取る。
この周辺が発生するエリア(坪)である事を確認できただけでも充分だ。

持ち帰ったタンポ、
子嚢殻が埋生の頭部、
P9020435a

子嚢殻
Amba0649c

頭部輪切り
Amba0690c

子嚢
Amba0674c

子嚢胞子、二次胞子に分裂する
Amba0642c

胞子の放出が多く、観察を後回しにしていたスライドグラスの胞子が発芽した。
Amba0712c

フィアライドは細長いフラスコ型のようだ。

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2014.09.02

2014.09.02

ウスキタンポセミタケ

前回、Aさんが来県した時は、皆で探索したが、今回は遠いので外した場所。
天気も良く、ドライブがてら行ってみることにした。
丁度、稲刈り時期あちこちでコンバインが稼働している。
目的の谷も稲刈りの最中だった。
車を道路の日陰に止めて、山側の斜面を見ていく。葉っぱをひっくり返していけば、タイワンアリタケを見れるはずだが、きょうは地面だけに集中した。
目的はセミ生の虫草。
草が少なくなって土の露出が多くなった斜面に、突然、子実体が見えた。
急いで車にもどり、かあさん有ったよと告げ、採取道具を取り出して引き返す。
地表の子実体は地中にある宿主のセミまで細い菌糸で繋がっている。
掘り出しは慎重にだ。頭部が3っつ、全て切らずに掘り出すことが出来た。
Dscn2331b

頭部
Dscn2335b

子嚢殻、大きさは500μm程度。
Amba0823b

子嚢胞子
Amba0763b

2次胞子サイズは、略図鑑通り。
Amba0763c

採取場所は、前回、Hさんが見つけてAさんが採取した同じ場所。
発生場所(坪)でいいと思う。
子嚢殻がウスキタンポセミタケより大きく、宿主との接合部が黄色というキアシタンポタケには、当てはまらないようだ。



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2011.08.15

2011.08.15

ウスキタンポセミタケ(八丈島産)

八丈島からの次のお土産はウスキタンポセミタケ。
自分はよく似たキアシタンポセミタケ(香川県産)の画像しか見たことがないので、見た目どちらか判らない。
細根状の菌糸を見事切らずに採取してある。
Dscn8688a

キアシタンポセミタケの特徴は寄主との接合部が黄色いと記載されていることから、この個体は色変わりが無いため一応ウスキタンポセミタケとする。
子嚢果は埋生というより、かなり突出している。
Dscn8692a
形は丸い。寸法は長寸520μm前後。

Dscn8695a
胞子の長さは250μm程度。
Dscn8673va
2次胞子は3~5μに分裂する。
B

「昆虫病原菌の検索」に記載の子嚢果は卵形550~630μm。
キアシタンポセミタケは850~900μmと記載されており、大きさの比較でウスキタンポセミタケでいいようだ。
この記録に新たな仲間が加わった。茶のかほりさん、ありがとう。

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