ウスジロクモタケ

2010.09.04

2010.08.29

2010年虫草祭 ウスジロクモタケ

8月26日に車で香川を出発して2泊を要して28日の昼前に山形県の虫草祭会場に到着した。受付に行くと30回記念との事でTシャツと虫草のトラップを戴いた。70人を超える参加者、旧知の人達と親睦を深めるとともに新たな仲間との交遊を広げる事が出来た。
翌日は恒例の探索会、場所は稲子。イネゴと書けば、この冠を戴いた虫草が何種か浮かぶ聖地のひとつだろう。
導かれた森は、雰囲気のある素晴らしい場所と思われた。
最初、沢を歩いてみたが何も見えず、思い切って斜面上部にある山道を歩くことにした。山道の下側は広葉樹と沢、上側は針葉樹の植林と、植生の境目になっていた。少し進むと小さな水の流れがある場所に行きあたり、シダ類などの葉裏を見る。直ぐに、ごく小さなクモのトルビエラが見つかる。
Dscn7667a

Dscn7665b

クモ生のトルビエラ、子嚢果が出来ていた。
名前が判らずイグナティウスさんに、ウスジロクモタケと教えて戴いた。
子嚢胞子の確認のため検鏡してみたが、未熟なようで2次胞子を確認することはできなかった。
×100(子嚢果)
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×400(子嚢頭部)
Dscn7393a

このあと、未熟のクモ生を見つけるが、あとが続かず、諦めて皆が居る沢へ降りた。聞けば、あまり芳しく無いとのこと、年々気候の変化に左右される虫草の発生と探索時期が合わなければ致し方ない。
しかし、引き返す途中に、古いフトクビハエヤドリタケが目に入り採取させて戴いた。

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