タンポタケ

2013.02.26

2013.02.26

タンポタケ

ことしもタンポタケの季節。
N内さんから戴いたタンポタケを検鏡する。
Dscn1433a
ツチダンゴもタンポタケに感染したものは、粉状の胞子も固まっている。

頭部を割って、子嚢果を薄切りにする。×100 1目盛り 10μm
Dscn1522a
子嚢胞子がまとわりついて、分離できなかった。

子嚢。 ×100 1目盛り 10μm
Dscn1515a

2次胞子。×100 1目盛り 10μm
Dscn1463a

2次胞子。×400 1目盛り 2.5μm
Dscn1473a


子嚢胞子は16分割されて2次胞子になる。
図鑑の寸法範囲からみると大きい側に偏っているが、範囲内だ。
ことしは、発生が遅れているようなので、もう暫くはみれると思う。

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2010.11.05

2010.11.04

タンポタケ

静岡県在住のHN「茶のかほり」さんから大きなタンポタケが届いた。山鳥自身は、このタンポタケを自分で採取したことは無く、いつも戴いてばかりで今回も戴く。香川県にも発生地は有ると聞いてはいるが、時期が違うので探索に行ったことは無い。
戴いた入れ物の中には、一つのツチダンゴから複数の子実体を出した大きいのが3本と1個に1本の物が数本と、更に、感染しているだろうと思われるものが2個入っていた。
それを、N内さん眠り姫さんとで分け、その中の一つを観察する。
Dscn7860a

Dscn7863ab_2

Dscn7868a

タンポの表面は、ヌメリが無く子嚢果の開口部が見えるだけの埋生。
Dscn7891ac

子嚢果は、面長だ(思っていたより)。×100
Dscn7894a

子嚢胞子は、16個に分割する。大きさは、ほぼ図鑑通りで、この記録では初めての画像となる。
×100
Dscn7878a

×100
Dscn7873avvb

メールによれば、大量に発生しているそうで、羨ましく思う。
また、香川で確認出来ているものの発生は2月ごろなので、今の時期に発生場所を発見できればと願うばかり。

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2004.03.08

2004.03.08

タンポタケ

待望の菌性冬虫夏草を頂いた。
自分で見つけたことの無い冬虫夏草に、土団子に発生する菌性の冬虫夏草があります。この仲間では、過去にコロモツチダンゴに発生するミヤマタンポタケを頂いたことが有るだけで、自分には無縁のものと思っています。今回は、N内さんから、三谷氏の坪で採取されたものを分けて頂きました。タンポタケは、想像してた形より、よりキノコの形に近いように思いました。2次胞子を見ると、大きさが25μmを中心に、かなりバラついている個体でした。

Tannpotake1


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