サナギタケ

2015.06.22

2015.06.22 (1)

サナギタケ

きょうは、香川チームみんなで一緒に探索した。
いつもの谷の前に集合し車を降りる。
谷に入ってすぐ、木の根元のサナギタケを見せてもらう。
Img_6896b

採取も任されたので久しぶりに挑戦。
木の皮を少しずつ剥がして様子を見ながら、
最後は大きめ深めに削り取った。
Dscn2473a

子嚢殻
1_2

子嚢胞子、この後、細かく2次胞子に分裂する。
Amba1171c

樹皮の間に成長したサナギタケの採取は初めてで少し緊張したが、
樹皮と共に削り取ることができた。
久しぶりのサナギタケでした。


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2013.08.01

2013.07.28 (2)

サナギタケ

宿舎前で記念写真を撮り、全員が探索場所に到着。
かあさんを車に残しているので、皆と一緒に遠くへは行けない。
近場と思っていたら、すぐに大竹さんがサナギタケを見つけたので、
ちょうだいと貰った。
これで獲物は手に入れた訳で、探索を先へ伸ばすのではなく、斜面を上下に広げることにした。
正木さんがアワフキムシを見つけていた横を通り過ぎると金城先生も居た。
その近くでサナギタケ。
Img_4796a

40分くらい経ったので一旦車に引き返す。
車のかあさんが、そこら当たりに人が居るという。
いつもの霊感!と思いきや、
上の草むらをから人が出てきた、なんと山形の井上さんだった。
この人には、山へ入る服装を説いても全く関係ないといつも思う。
さすがに長袖だが袖のボタンは止めず、胸のボタン一つ止めて、お腹は丸出し。
長靴は履いているけど、ヒル除けなんぞしてる訳ないでしょう。帽子なし。
という、いつもの井出たちなのだ。
そこの上の斜面にサナギとハチタケが有るよという。
じゃぁ、こちら側の下はと聞くと、斜面の向きとしたら、こっちという。
いつも思うが、山形の人達は必ず斜面の向きを条件に入れてる。
少し見てくると駐車場の下の民家側の斜面に降りる。
大きなサナギタケ。
Img_4799b

Dscn1651a

Dscn1654a
井上さん、ありがとう。

ここのサナギタケは、袋のないサナギと袋の有るサナギと両方居るようだ。
Dscn1688a

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2013.07.08

2013.07.08 (1)

サナギタケ

猛暑が続く香川県から鳥取県の大山へ走った。
昨年、東くんや太郎くん達とエゾハルゼミタケを探索したのを思い出したからだ。
瀬戸大橋、山陽道、岡山道、中国縦貫道、米子道といつものコースを走る。
高速を降りると大山がくっきり見えた。
Img_4701a
こんな大山を見るのは久しぶり。

路肩の広いところに車を止め、
室内に扇風機をセットして、かあさんを残して森に入る。
道路直近、灌木の下に潜り込むと、すぐにオレンジ色が見えた。
周辺を見渡すと数本が確認できる。
これをエゾハルゼミタケと勘違いしてしまった。
周りの腐葉土を除くと、子実体はパタと倒れ少し掘ると、
下のサナギが出てきた。
あれサナギタケだ。
Img_4682a

見えるオレンジは全てサナギタケか、
数本を確認したが結果は同じだった。
場所を移動しては灌木やシダの下に潜り込むが、
やはりサナギタケ。大発生しているようだった。

画像にすれば、色も形も一目瞭然なのだが、
Dscn1593aa
×100
Dscn1646pa

現場では、簡単に間違えてしまった。

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2012.10.09

2012.10.09

サナギタケ Cordyceps militaris

最近、仲間のDさんは虫草探索を初めて、その成果をfacebookに載せた。
見ればサナギタケのようだが、この時期にサナギタケ?と思い実物を見せて貰った。
手に取ると、やはりサナギタケ。ウスキサナギタケではなさそうだ。
Dscn0762a

Dscn0769a

胞子を確認する。 ×100 1目盛り 10μm
Dscn0748ap

×400 1目盛り 2.5μm
Dscn0755ap

観察結果は普通のサナギタケのようだ。
「どうして曲がっているの」という質問には、答えられなかった。

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2011.09.24

2011.09.24

サナギタケ
Cordyceps militaris

このところ、雨の日が多かった。その合間に探索に出たが収穫はない。
ただ、どうしても鳥取県の大山が気にかかった。
台風12号で道路が通行止めになり、目的の探索場所には行けないことは承知なのだが。
休暇村で戴いた手書きの地図。
R0010035a

webで地図をみながら、記憶を辿りながら、どこかないかと思う。
そう言えば休暇村奥大山(鏡ヶ成)のキャンプ場、周辺に小さな沢が数本あることを思い出した。
幸い、蒜山からのルートは健全で、ドライブにもちょうどいいと、早速出かけた。
高速を蒜山でおりてスカイラインに入る。上りの途中で路上にテンの死骸を見る。
車にひかれたらしい。そのまま置けないので新聞紙に包む。
数台の車が止まって眺め、1台からは家族が降りてきて見る。
まだ、体は暖かく柔らかい、血もかたまってなかった。

休暇村奥大山に着き、休憩する。爽やかな草原だ。
やはり通行止めは続いていて、一ヶ月は無理と聞く。

キャンプ場に車を置こうとしたが、思ったより多くのテントが展開しており、少し離れた場所に車を止めた。
かあさんに2時間したら帰ってくると言い、探索に出る。
沢へはいると、相当雨が降ったらしく流れた跡が背丈より高い位置に残っていた。
これだけ流れていると倒木も洗われていて、ダメかなぁと思い始めた。
しばらく遡上するが状況は変わらない。
沢の左手に一抱えはある倒木が横たわっていた。ダメもとで眺める。
なんと、朽木生の未熟が見えた。
R0010028a
一応採取と決めてナイフで朽木を刺したら硬い。あれっとこねたらボロっと外れた。いきなりギロチン。
気を取り直して、さらに遡上。
今度は、大木のそばにオレンジ色が見えた。サナギタケだ。
触ると、しっかりしている。今度は慎重。これが良かった。
寄宿と細根状につながっているタイプで、根っこを一づつ切って取りだした。
R0010033a

普通のサナギタケのよう。
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頭部。
Dscn9056a

スライドグラスが真っ白くなるほど胞子をだした。
A
ほぼ図鑑通りの大きさ。
A_2

沢は、もう少し奥まで探索してみたかったが、初めての場所では欲張らず回を重ねる事。
これが自分の決めた探索手順。周囲の雰囲気が判っただけでも収穫だ。
普通種一つではあったが、これまでサナギタケのデータは少なく、これに加えることができた。
なんと言っても、次が(来年が)期待できそうだ。


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2009.07.20

2009.07.18 (1)

サナギタケ

先日、Iさんと探索していた時に見つけた。未熟でツブツブも見えなかったため置いておこうと決めたものが、気になっていた。神戸で所用を済ませて帰ってきたら良い天気、そそくさと出かけた。
粒々が出来ていた。
Dscn7229a

セミ生も有るかも知れないと思いが、堀を慎重にさせたが、黒い袋を被ったサナギタケが出てきた。

Dscn6991a

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袋の中は、サナギ。胞子は、少し待たないといけないようだ。

Dscn7034av

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2008.09.29

2008.09.23

サナギタケ(山口県産)

福岡のpierisさんから、サナギタケが届いた。
山口県の長門峡で採取されたそうだ。採取したまま、土や苔と共に送ってもらったのだが、洗浄しているとオレンジ色の子実体がポロポロと割れてしまう。少し成熟が進み過ぎているように感じる。

撮影 pieris氏
Fukuda

子嚢果および子嚢胞子を確認しようと検鏡したが、思いと違って少し未熟であり、子嚢果の中に胞子がかたまっており、2次胞子は確認できなかった。

Dscn6646abcde

子嚢果は、標準的な大きさのようだ。

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2008.07.22

2008.07.20(5)

サナギタケ(大山)

あちこちでサナギタケが有ったよと声が聞こえるが自分には見えない。いつかは当たるだろうと探索を続けてシダを除いていたら見つかった。香川で見るより少し色が薄いかなと思えた。

Dscn5757a

掘り出した時は、周りに袋状のものを纏っていたが、取り除くと黒い蛹がでた。

Dscn5828a

子嚢果も通常の大きさと思えるが、2次胞子の確認は出来なかった。

Dscn5882abvc

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普通種とは言え貴重な出会いだったと思う。

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2004.07.03

2004.07.03

サナギタケ

台風(7号)が来るようなので、天気の良い間に少し高めに登ることにした。高めと言っても香川県の山のこと、600mを越える程度。山道のそばで、キノコか虫草かわからない棒状の子実体を撮っていると、目線の上側で動くものを感じる。目を上げると左へ移動する生き物、首を回しながら焦点を合わせると、なんとリス。カメラを持つ時間を与えてくれず行ってしまう。子実体を堀りあげてみるとキノコと判り、歩を進める。斜面にかろうじて残る道をたどっていると、山側にオレンジ色の子実体が見えた。今度は迷うことなくサナギタケと判る。自分にとって、初めての普通のサナギタケとなる。

Sanagitake22

Sanagitake1

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2003.07.26

2003.07.26(4)

サナギタケ(03年虫草祭山形県)

2003年7月26・27日に山形県最上郡最上町赤倉温泉および山刀伐峠に於いて、日本冬虫夏草の会主催の虫草祭がおこなわれた

フトクビを見つけて、もう少し登ろうかと思っていたら「そろそろ下りましょう」と声がかかりました。あっという間に時間が過ぎて、残念ながら探索は終わってしまいました。宿舎に帰って、三々五々帰宅される皆さんとは別に、連泊の自分は夕食の前に宿の回りを散歩することにする。気になっていた、宿直営のソバ屋さんの庭に行く。林を一巡りして西側に出たところに腐生植物のオニノヤガラを見つける。薬草会に属する自分としては見逃せず写真を撮る、根元の草を取り除いていると、カメムシタケが出てきた。あれ!と思い、その周辺を探す。有りました、木の根元にコケの中のオレンジ色のサナギタケが見つかりました。胞子果が半裸生の綺麗なものでした。

Sanagiyamagata

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