2004.11.17
朽木生不明種
谷へ行く林道が通行止めとなっていた。土砂崩れの復旧作業だそうだ。しかたなく、随分手前に車を止めて歩くことにした。斜面を伝って沢に下りてみると、他の谷と違って、以外にやられていない。沢へ伸びる枝葉を引っくり返しながら遡上する。しかし、小さなハナサナギタケしか見つからない。ほぼ予定の8割を過ぎて、倒木が沢を横切るように落ちてきていた。直径10センチくらいの皮の剥げたアカメガシワと思う。よく見ると虫の開けた孔に小さな白い角が数箇所出ている。ルーペで確認すると虫草の子実体だ。子嚢果は見えないが、掘り出すことにした。
不明種であるが、pieris氏がカミキリムシの幼虫であることを、イグナティウス氏が良く似た虫草を、それぞれ示して頂いたことで、この虫草がクチキウスイロツブタケではなかろうか思っています。
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