ハナサナギタケ

2013.09.27

2013.9.27

ハナサナギタケ

友人のAさんが、ミノムシから発生したハナサナギタケと思われるものを採取したと連絡が入りました。
ミノムシだったら超稀品、本人から手渡しで戴いた。
Dscn1951a

よく見ると、普通のサナギが枯れた小枝の中でハナサナギタケになったように見えるが、慎重に小枝を外しにかかる。
ミノムシだと小枝を外すにはハサミが必要なほどしっかりついているはず。
しかし、小枝は簡単に外れて、ミノ(蓑)が無い。
普通のハナサナギタケが出てきた。
Dscn1955a

分生子とフィアライドを分離する技はないので、記録画像。
Amba0058abc

このハナサナギタケを、戴いたタッパに戻してそのままにしていたら、1週間(10月3日)で大きく育っていた。
Dscn1962a

夏だと高気温で虫草はカビったり腐ったりするが、涼しくなった今頃は虫草の生育に適当な温度になるようだ。
室温で追加培養するには、秋が最適だと思う。


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2011.09.28

2011.09.28

ハナサナギタケ

久しぶりに入った谷は、涼しかった。
しかし、有ったのはクモの未熟の干からびたもの、ハナサナギタケくらいで、目ぼしいものは見えなかった。
なんとなく形が端正な?と思い、ハナサナギタケを写す。
手持ちで適当に撮ると、こうなると言うような画像。
R0010044a
ある思いがあって、持ち帰る。
Dscn9077a
子実体が成長しきってない、普通のハナサナギタケのようだ。
Dscn9082a

思いと言っても大した事ではなく、
寄主の蛹は、どんなになっているのだろうと、単純なことだ。
キノコ関係の図鑑には、キノコを割った絵や写真が載っているものがある。
KINOKO WEBの大ちゃんは、必ず割っている。
それで、割ってみたくなった。
割ってみて、やはり蛹の中には宿主の形は無かった。
Dscn9085a
当たり前かも知れないが納得する。
蛹の形を覆っている菌糸膜も、かなり厚いものと判る。
フィアライドの撮影は、分生子に阻まれて、はっきり撮れなかった。
A
スライドグラスの上で、胞子を発芽・成長させた方が確実かもしれない。

一日経つと、切断面は菌糸で綺麗に覆われた。
Dscn9090a

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2008.09.22

2008.9.22(1)

ハナサナギタケ

先週、クモ生を捜しに出かけたが会えずじまいだった。
やはり、クモの虫草を見たくて、場所を少し変え、久しぶりに第三渓谷に入る。
小さなハナサナギタケが、あちらこちらに見える。先日来降っている雷雨のせいだろうか、湿りが丁度いいのかも知れない。そんな中に、白いハナのなかに違う色見えるものがあった。

Dscn6885a

よく見ると、小さなカレハタケの中間が居た。
こんなのは、ちょっと困る。

Dscn6888a

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2003.09.20

2003.09.20

ハナサナギタケ(岡山産)

岡山県蒜山高原、自宅から車で1時間半、気軽に行けるようになって、今回も高原の温泉にお世話になった。今までは、もっぱら野草散策だった散歩を、きょうは冬虫夏草探索に切り替えた。当てが有るわけでは無く、近くの林道沿いの森へ入る。しかし林床は全域が笹で覆われて、切れ目がない、とても探索出来る状況では無かった。場所を変えて沢を探すが、沢も両側が笹の沢ばかりで適当な場所が無い。それでも移動を続けて、片側が急斜面で笹が無い場所にでた。流れの中に降りて両斜面を探す。笹がある側は、岸の高さが目の高さで、ぎりぎりまで笹、斜面側はコケ、潅木の垂れ下がり、ホトトギスの仲間、トリカブトの仲間が目立つ。初めての探索は、ハナサナギタケが6体。今後は、虫草を探すより場所を探すほうが大変かもしれない。

Hana1


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2001.06.02

2001.06.02

ハナサナギタケ(Isaria japonica (Paecilomyces tenuipes))

まず、何処の渓谷を探索しても、必ず会える。探索の初心者には、心強い虫草です。
20010602hanav1


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