クチキツトノミタケ

2012.10.14

2012.10.14 (2)

クチキツトノミタケ Cordyceps stylophora

東くんから手渡されたタッパには、いろいろ入っていた。
香川県でも見れるクチキツトノミタケだが、少し小ぶり、寄主が小さいためかもしれない。
Dscn0784a

小さいが頭の部分のつくりは、香川県産と変わらない。
Dscn0788a

寄主は繭?に包まれているようだ。香川県では寄主に二通りあるが、その一方と同じ形をしている。
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別の個体の頭部を割ってみた。
Dscn0977a

全体的につくりが小さいだけで大きな違いは見られなかった。

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2010.11.03

2010.11.01

クチキツトノミタケ Cordyceps stylophora

雨模様の天候が、ようやく回復して日差しが出てきた。
気になっている谷へ出かける。
最初の谷の目的は、昨年見たセミ生の不明種の探索、しかしツブノセミタケしか見つからなかった。谷を下って次の谷へ入る。
ここは毎年クチキツトノミタケが発生する場所で、合わせて何か見つかれば幸いだ。元々この谷へ最初に入った時はクモ生を目的に入いり、次にガ生を目指し、最近はそれらをそっちのけで朽木生に集中している。
思い通り、最初の朽木でクチキツトノミタケを見る。と言っても、長さ30cm径5~6cmの朽木が岩に斜めに挟まっていたのをちょっと動かしたら着いていたという幸運。

Img_0745a

かなり首が長いが形がよいので採取する事にする。朽木は柔らかくナイフは必用無く手で周りからちぎっていく感じで虫草ごと塊を取り出し、沢の水で軽く洗いコケを敷いたタッパに格納する。
その後、クチキツトノミタケは不稔を含めて数体が見えたが、他の虫草が全く見えない。ガ生が見えても良いのにと思うが、昨年・今年と見えない。

クリーニングして検鏡する。
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全体の形は、キマワリアラゲツトノミタケと同じ様だが、
肝心のアラゲ(短毛)がはっきりしない、先端の突き出しと子嚢果部分がはっきり分かれて細いなど、
相違部分があり、クチキツトノミタケとしている。
軸の部分
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子嚢胞子が2次胞子分裂しないのはキマワリアラゲと同じ。
×400(1目盛り2.5μ)
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×400(1目盛り2.5μ)
Dscn7840a
胞子は、自然放出なので、このサイズがここの代表サイズと思う。

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2010.03.16

2010.02.13 (1)

クチキツトノミタケ Cordyceps stylophora

2010年が明けて、例年だと1月から出かける冬の探索を止めている。止めているというより気持ちが行かない。
休みと天候が全く合っていないの1番の原因だが、カメラが壊れたのも原因だ。スイバル機能がついたデジカメが写らなくなった。次のカメラをどうするか迷って迷ってバリアングルを選んだ。しかし直ぐに使える訳でもなく、お試し状態で、こなしていない。しかし、いつまでも庭の草木を撮っている訳にもいかず、2月になって、やっと出かけた。
クチキツトノミタケが有ればと昨年も出ていた場所に入る。
昨年のものが朽ちているが顕在してるのをみると、ことしも有ると期待してしまう。少し進むと予想通り見つかる。
Img_0970a

次々に見つかり都合4体。ことしも素晴らしい滑り出しだ。採取は止めて画像だけの記録とする。
Img_0961a

香川で見るクチキツトノミタケは、何となくキマワリアラゲツトノミタケに見えてくる。
Img_0964a

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2009.03.16

2009.03.15

クチキツトノミタケ Cordyceps stylophora

1月以来、本格的に探索をする時間が取れなかった。
寒い朝となったが、昨日来の風が治まって、天気予報通りになれば昼にはポカポカ天気になるはずと
準備万端出かけた。
目標はイトヒキミジンアリタケで、新しい個体があれば採取するつもりだったが、見つかるものは古いものばかり、
結局採取を諦めて木の根っ子探索から、倒木探索に切り替える。
場所的には100m程度移動しただけだが、この場所は日あたりがよく、陽が当たる背中が暖かい。実を言うと、
このたりのクチキには初夏にコガネムシタンポタケが出るので、その下見も兼ねている。
朽木の状態をみながら移動しているとオイラセクチキムシタケの未熟がみえる。さらに移動した径5cm程度の朽木にクチキツトノミタケが見えた。

Dscn6889vab

この場所での発見は予想していなかった。ことし初ものでもあり掘り出すことにする。
朽木は見た目よりも堅い部分が残っており、採取用具を取出し、腰を据えて採取にかかる。
20分くらいかかって掘り出した寄種は、特徴的なヘラ状の尻尾があるキマワリの幼虫だった。

Dscn6897va

道具をおさめて、ふたたび移動をはじめて数m、なんと、またクチキツトノミタケ。
ここは坪なのか?と思ってしまう。
しかし、この時期、この場所で倒木を探索をしたことが無いので、前々から出ていたのかどうか、来年の宿題となった。二つめの採取は止めた。

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2006.12.13

2006.12.10

クチキツトノミタケ(Ⅱ) Cordyceps stylophora

今年もあと僅か、この時期は天気の変化が多く、出かけられる日が少ない。そろそろヒラタケも大きくなってる時期で、毎年訪れる谷へ行ってみた。ヒラタケがある場所は、かなり奥の方なので、そこまでは朽木と常緑樹の葉っぱを見ていく。丁度、沢が二手に分かれ、片側に朽木が積み重なっている場所。朽木が3本重なったなかで、一番小さい握り拳くらいの大きさの朽木に虫草が見えた。ツトノミ型と針金状が2本出ている。
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写真を撮った後、朽木を割ってみた。なんと、ムシは2体並んでいた。得した気分。
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ムシは、特徴的なスプーン型の先端を持つキマワリの幼虫だった。清水図鑑には寄種がキマワリだと別の名前が載っているが、掲示板の仲間との意見交換で、ツトノミ型の結実部にある孔口の密度などからクチキツトノミタケに落ち着いた。
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子嚢果は、普通の埋生型
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2次胞子は分裂しないが、隔壁があるようだ。(KOH封)
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この虫草は清水図鑑によると越年性とあるが、香川では毎年この時期に結実が見られることから1年生と思われるが、もう少し追跡する必要がありそうだ。

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2006.11.05

2006.10.23

クチキツトノミタケ

久しぶりに大川山に登る。上り口の道路も整備されて、車での山登りに最適?となっている。まだ、秋の色は頂上だけで、裾は変化の途中のようだ。駐車場に車を止めてキャンプ場の管理寮に行くと、山柄の声が聞こえる。すでに、僕らを察知して集まって来ている様だ。ヒマワリの種を忘れたと家内と話していたら管理人さんが種を分けてくれる。手のひらに受け取って向きを変えたとたん、飛んできた。
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しばらく、ヤマガラと遊ぶ。3羽が入れ替わり立ち代りやってきてヒマワリをくわえては近くの梢で食べる。のこった種を丸太の上に置き、裏側の木道に行くことにする。この木道は滑りやすい、家内に注意して歩くように言って、自分は斜面に降りる。目的はムキタケで数枚、戴くことにした。
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キノコを採りに来たわけではないが、他の倒木や朽ち木を見ながら家内を追っかける。名前の知らないキノコをみながら進むと、なんと虫草らしき頭が見えた。もしかしてと、朽ち木ごと剥ぎ取る。手にとって破片を取り除くと寄主が見えてきた。
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少し古そうだが、間違いなく虫草だ。家内が木道を歩き終える、ほんの短時間の出来事だった。帰宅して検鏡してみたが、予想通り胞子は見つからず種名の特定は次の機会にした。
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2005.03.19

2005.03.18

クチキツトノミタケ
このところ、何処へ行っても何も見つからず、殆ど諦めていた。
昨日まで天候も今一だったのが、きょうは良い天気になりそうと言うので出かけることにした。
行く場所を随分迷ったあげく、長いこと歩いていない「三頭越え」の道を春を探しながら登ってみようかと国道を南進する。「四国の道」の看板は立派なんだけど、山道はズタズタに流されて、荒っぽくなっていた。
斜面が雨で流されている部分と、そうでない部分と半々くらいだが朽木は残っているように感じる。
何本目か朽木に見慣れたオイラセクチキムシタケの子実体を見つけ、別種が有るかもしれないと、少し元気になる。
そのクチキを上から横から見ていくと、突き出している角が目に入っる。
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早速ルーペで確認すると子嚢果が見えた。
結構明るい斜面に縦に横たわった長さ2メータ×10センチ径位の朽木の側面に出ていた。
第一印象はクチキツトノミタケ?かなと思うが、画像を拡大してみると子嚢果が埋生よりも先端が出ている感じがしてハッキリしない。虫はキマワリの仲間のようだ。
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持ち帰り、胞子がある事を祈りながら、ピンセットで子嚢果をつまみ、水をチョコッと落としたカバーグラスの水にピンセットの先端をつけると子嚢果が移動する。

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なんと子嚢胞子は元気だった。沢山出て、視野いっぱいに広がっている。
しかし、2次胞子に分裂しない、しかも長い。子嚢が250μ、嚢胞子が200ミクロン以上ある。
図鑑の記載より長い。何だろう。

候補は、掲示板の皆の見解で
クチキツトノミタケ、キマワリアラゲツトノミタケ、ウスゲツトノミタケか・・・現在不明です。

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2001.06.07

2001.06.07

クチキツトノミタケ(Cordyceps stylophora)

朽木生としては、探索を初めて最初に出会った冬虫夏草です。沢から少し外れた倒木に発生していました。この後から探索範囲を朽木まで広げる事になり、どこを探して良いのか、新たな混乱が始まりました。
20010607kuchukututonomiv1


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