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2014.10.31

2014.10.31

マバライモムシタケ

秋も深まって、
Dさんから、いつもの場所でマバライモムシタケがでたよと連絡が有り、
採取したものを戴いた。

大きな芋虫から発生しているが、今回のものは昨年までのものと違い、
体表面の半分が白い菌糸で覆われていた。
Dscn2389b

しかし、反対側の半分は黒い色をしている。やはり、生きている時の模様は判らない。

子嚢果は、かなり密に分布している。
Dscn2400a

子嚢殻
Amba0994d


子嚢殻
Amba1001d

子嚢
Amba1029d

子嚢胞子
Amba0966d

子嚢胞子
Amba0972e


子嚢殻の大きさが、イモムシタケと比べると、一回り小さい。
これ以外に、イモムシタケとの違いは無いように思われる。

また、子嚢殻は半裸生であり、サヌキイモムシタケの特徴である裸生とは違う。

宮城県の矢萩信夫先生からミジンイモムシタケかも知れないので、
比較してみて下さいと、わざわざ資料を送って下さった。
しかし、書かれている特徴とは当てはまらず、やはりマバライモムシタケに落ち着いた。


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