2013.09.06
ヒメサナギタケモドキ
車を降りると涼しい風を感じる。
降りた場所は、昨年10月、ウスキサナギタケが発生した場所だ。
時期が少し早いと思ったが、ウスキの様子もみたかった。
沢へ降りて上流へ向かう、ハナサナギタケがチラホラ見えるが他のものは無い。
対岸の斜面に上がって杉の林に入る。
林床にはマタタビの実がたくさん転がっている。季節を感じる。
苔が覆った岩に赤いものが見えた。
ウスキサナギタケかなと思うが少し赤みが強い。
たくさんの子実体が出ていて綺麗な虫草だ。
細長いサナギを想定して、採取は苔ごとナイフで大きく削り取ることにした。
しかし削り取って沢の水で洗うと、丸いイラガのサナギが現れた。
ヒメサナギかヒメサナギモドキだろうと思う。
胞子はスライドグラスの上に白く見えるほど出た。
検鏡するとヌンチャク型と判る。
先日(8月17日)、ヒメサナギモドキを採取した場所から上流へ300m余り。
この沢は有望な発生地のようだ。
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