« 2011.09.24 | トップページ | 2011.10.11 »

2011.09.28

2011.09.28

ハナサナギタケ

久しぶりに入った谷は、涼しかった。
しかし、有ったのはクモの未熟の干からびたもの、ハナサナギタケくらいで、目ぼしいものは見えなかった。
なんとなく形が端正な?と思い、ハナサナギタケを写す。
手持ちで適当に撮ると、こうなると言うような画像。
R0010044a
ある思いがあって、持ち帰る。
Dscn9077a
子実体が成長しきってない、普通のハナサナギタケのようだ。
Dscn9082a

思いと言っても大した事ではなく、
寄主の蛹は、どんなになっているのだろうと、単純なことだ。
キノコ関係の図鑑には、キノコを割った絵や写真が載っているものがある。
KINOKO WEBの大ちゃんは、必ず割っている。
それで、割ってみたくなった。
割ってみて、やはり蛹の中には宿主の形は無かった。
Dscn9085a
当たり前かも知れないが納得する。
蛹の形を覆っている菌糸膜も、かなり厚いものと判る。
フィアライドの撮影は、分生子に阻まれて、はっきり撮れなかった。
A
スライドグラスの上で、胞子を発芽・成長させた方が確実かもしれない。

一日経つと、切断面は菌糸で綺麗に覆われた。
Dscn9090a

|

« 2011.09.24 | トップページ | 2011.10.11 »

ハナサナギタケ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2011.09.28:

« 2011.09.24 | トップページ | 2011.10.11 »