2011.08.15
ウスキタンポセミタケ(八丈島産)
八丈島からの次のお土産はウスキタンポセミタケ。
自分はよく似たキアシタンポセミタケ(香川県産)の画像しか見たことがないので、見た目どちらか判らない。
細根状の菌糸を見事切らずに採取してある。
キアシタンポセミタケの特徴は寄主との接合部が黄色いと記載されていることから、この個体は色変わりが無いため一応ウスキタンポセミタケとする。
子嚢果は埋生というより、かなり突出している。
形は丸い。寸法は長寸520μm前後。
胞子の長さは250μm程度。
2次胞子は3~5μに分裂する。
「昆虫病原菌の検索」に記載の子嚢果は卵形550~630μm。
キアシタンポセミタケは850~900μmと記載されており、大きさの比較でウスキタンポセミタケでいいようだ。
この記録に新たな仲間が加わった。茶のかほりさん、ありがとう。
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