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2009.09.05

2009.08.23 (1)

イリオモテコロモクモタケ(Torrubiella ryukyuensis)

(リョウガミクモタケから名称変更  冬虫夏草生態図鑑による 2014.06.27)


福岡の福田さんから山口県長門峡のリョウガミクモタケ(仮称ナガトクモタケ)が届いた。最近の天候不順長雨の合間に現地を訪れ、採取されたものだ。早速、ほど良く成熟したものと少々未熟なものを選んで、東京医科歯科大学のK先生に転送した。
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子嚢果の大きさは、これまで同様で図鑑よりは、やや大きい。
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「クモの出現」
K先生に送った後、子嚢果が見えないものを分けてタッパに入れて置いた。
翌日朝見ると、なんとクモが居た。仕事を終えて夕方写真を撮り、福田さんの掲示板に貼ると、すぐに、えしまさんから書き込みが有り「カマスグモ♀」と同定された。カマスグモはリョウガミクモタケ(仮称ナガトクモ)の寄種と思われるクモだ。なんと香川県で生きたクモに会うことができた。
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入っていた巣と思われるもの。
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福田さんが、偶然に「クモの住家」そのものを採取されたようで、それが四国へ送られてきた事になる。折り返し九州へ返送した。

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