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シャクトリムシ不明種
山は乾いて、沢の水も半減している。 当然ながら虫草も見つからない。例年だとヒメサナギタケが見つかる場所も水位が下がっているせいで乾燥気味。さらに上流へ向おうと杉の根本に通りかかって、白いものに眼がとまった。
枯れ枝に絡まっている。ルーペで見ると寄種の尺取虫に他の菌が寄生して白くなっており、そこから細長い子実体がでて、中ほどに粒々がついる。虫草に間違いなさそうだが、シャクトリムシで、これほど細長い子実体が有るものを見たことが無い。
見た目より、子嚢果はしっかりしていた。
胞子は分裂しないようだ。
他に比べるものが無いため気生型不明種とする。
2009.09.29 シャクトリムシ不明種 | 固定リンク Tweet
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