2009.07.29
オニハエヤドリタケ
ことし3月15日に見つけたハエ生の虫草を6月13日に確認したが殆ど変化が無かった。当然、子嚢果がないため種の特定は出来ずハエ生不明種として記録した。
この谷で3体目となる。
7月に入って、出る機会がなかったが、時間が空いたので、どんなになって居るだろうと見に行くことにした。
覘いてみるだけの予定だったのでデジカメ一つを持って渓へはいる。
最初の1体に小さなタンポが見えて、驚いた。二つの角両方に小さな丸いのが付いている。
すぐにもう1体も確認すると、タンポに粒々が見えていた。
片側のタンポが成長しており、子嚢果もしっかりしているように見えるため採取を決めたが生態写真は手持ちでぶれぶれ、精いっぱいの画像だ。持ち帰って、胞子が出てるかどうか判らないためスライドグラスを下に敷いて保管した。
次の日スライドグラスを見ると白く胞子が重なっているのが見え、そのまま検鏡にかかる。
分裂した2次胞子を見て驚いた。長方形の角がとれたハエヤドリタケの形と違い、ほとんど紡錘形だ。ええっと清水図鑑を確認する。胞子がオニハエヤドリタケに相当する形と大きさだ。名前が判ってまた驚く。
未熟だったもう一つの角の方も粒々が見え出し、大量の胞子を放出した。

この谷で最初にハエを見つけてから7年目、やっと正体を見ることができた。以前の不明種をオニハエヤドリタケに書き換える。
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