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2009.03.16

2009.03.15

クチキツトノミタケ Cordyceps stylophora

1月以来、本格的に探索をする時間が取れなかった。
寒い朝となったが、昨日来の風が治まって、天気予報通りになれば昼にはポカポカ天気になるはずと
準備万端出かけた。
目標はイトヒキミジンアリタケで、新しい個体があれば採取するつもりだったが、見つかるものは古いものばかり、
結局採取を諦めて木の根っ子探索から、倒木探索に切り替える。
場所的には100m程度移動しただけだが、この場所は日あたりがよく、陽が当たる背中が暖かい。実を言うと、
このたりのクチキには初夏にコガネムシタンポタケが出るので、その下見も兼ねている。
朽木の状態をみながら移動しているとオイラセクチキムシタケの未熟がみえる。さらに移動した径5cm程度の朽木にクチキツトノミタケが見えた。

Dscn6889vab

この場所での発見は予想していなかった。ことし初ものでもあり掘り出すことにする。
朽木は見た目よりも堅い部分が残っており、採取用具を取出し、腰を据えて採取にかかる。
20分くらいかかって掘り出した寄種は、特徴的なヘラ状の尻尾があるキマワリの幼虫だった。

Dscn6897va

道具をおさめて、ふたたび移動をはじめて数m、なんと、またクチキツトノミタケ。
ここは坪なのか?と思ってしまう。
しかし、この時期、この場所で倒木を探索をしたことが無いので、前々から出ていたのかどうか、来年の宿題となった。二つめの採取は止めた。

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