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2008.11.09

2008.11.08

ウメムラセミタケ

掲示板に各地でウメムラセミタケが見つかった情報が入っているが、自分は全く見えていない。さらに、実際にウメムラの画像を撮ったのは7年前の2001年で、以来、かもしれない物を1度だけ採取しているが、胞子などは確認できていない。やはり会って見たいと思う。
その2001年に採取した場所に行って見る事にした。
あいにくの朝からの雨模様。思いが通じて昼近くに止んだ。といっても遠くの山の雲は降りたままで晴れる気配はないが出かけた。予想通り森は、うす暗く探索条件はすこぶる悪い。
谷は、片側が雑木林で片側がヒノキの植林となっている。この場所は想い出の場所でもある。2000年に虫草探索を開始して、自分自身で初めてツブノセミタケを探し採取した場所。2001年は、このヒノキの根本に発生するツブノセミタケを見に行って、たまたまウメムラセミタケを発見した。
植林のため、ヒノキは、並んでいる。探索方法は最下段の列からヒノキの根本を順番に50mくらいづつ見ては1段上がる。暗い最悪の中で、なんと3段目で念願のウメムラセミタケに当たった。

先端が何かの寄生を受けていて、少し古いものかもしれない。

Dscn6725a

一つ有れば二つ有る。信じて探索を続けた。
次の斜面の何往復目かに、本当に二つ目が有った。それも、子実体が硬くしっかりしていて2本出ている。

Dscn6732a

再び小雨が降る最悪の状況だが、胸躍る、採取は慎重に慎重にを繰り返す。

Dscn6740a

採取し沢に降りて、おおまかに土を洗い流しタッパに入れる。
かなり大物だ。さらに家で洗う。

Dscn6445a

ツブツブは半埋生。

Dscn6424a

子嚢果はタテが650-675μm前後、幅は500μmと図鑑より大きいが、カバーグラスで押さえているので、これよりはスマート。

Dscn6825abvc

盛んに自然放出しており、胞子は64個が連なり、4-6×2-3μm程度に分裂するようだ。

Dscn6755abcvd

やっと念願のウメムラセミタケを見る事ができた。掲示板のお蔭かもしれない。


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