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2008.07.06

2008.07.06(3)

ミチノクコガネツブタケ

コメツキタンポを撮ったあと、再び2m移動。斜面が急になったが、わずかに獣道のような痕跡がある通り道は枯葉が移動して地表が見えている。これだと見やすいなと思いながら探すが見えない。先ほどコメツキタンポが有ったから朽木も見ておこうと数本の朽木をみる。なんとミチノクが有った。朽木に残った樹皮から出ていた。

Dscn5688a

今まで、この虫草の寄種は柔らかいためか採取のたびに折れて完全な形での画像が無かった。しかし、樹皮をそっと剥がすと、寄種がそのまま現れた。
Dscn5695a
幸運である。よく見ると子実体は2本あり、1本は表面にでられずに丸まっていて、もう1本が樹皮の割れ目から表に出たようだ。

Dscn5704abc

持ち帰り、2次胞子を見る。先日のものは折れていて50μ前後だったが、本日のものは4つが連なっていて55-70μ程度だ。この姿が通常の形と思われる。
Michinokukogane

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