2008.07.20(4)
クチキフサノミタケ(大山)
探索に入って30分以上は経っただろうか、朽ち木の上に白い小さな棍棒状のものが見えた。クチキ生の虫草であることは判ったが子嚢果が無い。近くに居た北海道のT田さんに尋ねると、一覧表からだとクチキフサノミタケの未熟かなと言われた。一瞬悩んだが採取することにした。
取り上げてみると、確かにフサノミタケっぽい。
その後、かなり場所を移動して、少し窪んだ渓の流れあとのようなところにでた。別の会員も近くにいて、大きな朽木に白い子実体が見えていることも、お互いに確認していたのだが、近づいてルーペでみると、なんと子嚢果がついていた。子嚢果がついているよと声をかけて、複数有った他のものも調べると4体に子嚢果が付いている事が判った。まず自分が採取、次に彼が採取。採取している間に、もう一人来て採取。未熟が、殆どだったなかで、我われだけが子嚢果のついたものを採取していた。
半裸生の子嚢果
採取が上手くできず形が崩れたが、だいたいの大きさは判る。
2次胞子は、見れなかった。
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