2005.09.25
セミノハリセンボン
吹く風が少し涼しくなった。近所のケヤキの葉っぱが心なしか変化している。山は、といえば、このところ出来事が多く、落ち着いて出かけられていない。
きょうは、以前から気になっていた、ヒノキの植林に挟まれた斜面にある小さなくぼ地。
ここは両サイドに落葉樹が残って、地上は落ち葉が薄く有り、中央付近が水の流れ跡となって、下草はジャノヒゲがまばらに生えている程度。
最初に、目に入ったのはキノコ、ノボリリュウの仲間のようだ。
そのすぐ上方にハナサナギ。そして、お馴染みのセミノハリセンボン、セミは落ち葉に埋まって、翅だけが見えている。
掘り出してみると、ヒグラシゼミのようだ。このあとは、全く続かない。見つかるのはキノコばかり。ほぼ窪地全体を見終わって何も無し、斜面を下って、沢の流れがある所まで降りる。
沢の両側の葉っぱを引っくり返しながら少し遡ってみることにする。丁度、沢が小さな段差になっている上側の蔓に、アブラゼミのハリセンボンを見つける。地上に落ちているのはよく見るが幹に止まっているのは珍しい、放置して経過観察することにした。
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