2004.01.10
オイラセクチキムシタケ
2004年も明けて10日目、今年始めての探索にでる。目標をオイラセクチキムシタケに絞って笠形山の北斜面に向かう。山道を歩きはじめるとイノシシの足跡が目に入る。真新しい、しかも相当数の個体が通った痕跡が延々と行く手に続き、出会ってしまうのではないかと心配になる。彼らの足跡を追うように谷へ降りるが、なんとヌタ場が2つ、思わず周辺を見回す。この場所を抜けて、目指す小さな滝の上、一昨年に見つけた広葉樹の古株は健在だった。ことしもオイラセが発生して、しかも幸運、子嚢果が付いている個体が2つ見つかる。この後、この場所の上流下流で数個体の発生を確認できたが子嚢果があるものは無かった。(2個体のうち、1体を持ち帰り検鏡を試みたが若い個体のようで2次胞子は見えなかった。)
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