2009.07.05 (2)
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オオセミタケ
トリフィーさんから、姫路市のオオセミタケを見に行かないとメールが届いた。
山口市から帰って翌々日、JR児島駅で待ち合わせて高速に乗るが、早島から山陽道に入るジャンクション前で渋滞となった。四国から本州へ渡った車が予想以上に多く、さらに山陽道もいつもより車が増加したためだと思われる。しかし、岡山を過ぎて東へ進むにつれて渋滞はなくなり、姫路の手前では通常になった。下り(西行き)は大渋滞となっている。高速をおりて山へ向う。左右の山は、けっこう、杉桧の植林が多いと思う。
道路から小川を鋏んで別荘地を抜けてすぐ「ここ」と車を止めた。道路脇の杉林だ。下枝の枝打ちができた、かなり明るい杉林で、こんなところに出るのかと思いながらトリフィーさんの後に続く。
入ってすぐ「ここに出てる」とさっそく指さされた先にオオセミタケの頭がみえた。トリフィーさんに、赤い印の付いた箸を、見つけたら挿しておいてと渡される。そんなに有るのか半信半疑だったが、一つ見つけて以後、箸は全て使ってしまった。

腰を下ろし座り込んで写真を撮る準備をしている周囲に、6本が見えている。自分の経験には無い数の多さに驚く。
より取り見取りという嬉しい体験、2時間余りが「あっ」と言う間に過ぎた。
素晴しい時間を過ごさせて戴きました。トリフィーさんに感謝です。
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リョウガミクモタケ
念願であったリョウガミクモタケの産地である山口県萩市を訪れた。ゴールデンウイークを利用し、現地の案内をpieris先生に御願いして実現した。前日、香川県から瀬戸大橋を渡って山陽自動車道を西進、約300kmで小郡IC到着、宿を湯田温泉にとった。翌朝、ホテルのロビーで先生を待っていると、携帯が鳴りホテルの前にきていると言われる。早速、先生の車に乗って現地へ出発した。アスファルトの道路から林道に入るとすぐに虫草の雰囲気を感じる。そこから沢沿いの路を進み小さな峠を一つ越えた杉の林に車を置く。
先生から、リョウガミクモタケの発生している状態を教えてもらって探索を始める。時期が違うので実際に虫草が有るとは思えないが、寄種のクモを見ることができればと探す。葉っぱの重なり具合や、曲がり具合、見た目の感じ、を教わりながら移動していたら、なんと一つ見つかった。
まだ、子嚢果などは見られず、初期の段階だと思われるため、これならクモの同定が出来るかもしれないと採取することにした。
もう一つ同じような葉っぱの重なりを見つけたが、今度は中に居るはずのクモが居ない。予想しているハシリグモの仲間は獲物を捕るための網は張らないということなので、別の種類かも知れないが、持ち帰って分解してみた。
獲物を捕る網ではなくて、卵嚢のように思えるが、どのクモがこんな物を作るのか判らない。
クモに対する知識が山鳥には全く無いため、クモに造詣の深いpieris先生の友人、nephila先生に鑑定を御願いすることにした。
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オオセミタケ
ことしのオオセミタケ情報は、京都のignatiusさんの虫草日誌で、2月18日に報告がされている。余りにも早すぎる情報なので、京都は特別か、都会だから暖かいかといい加減に考えていた。香川では通常は4月末、自分の記録を調べると4月8日が最も早い。しかし、3月26日の日誌には、胞子を出しているものもあり、桜の花見時期にはピークになりそうだとある。これには少々気持ちが動いた。
期待というよりも、3月15日に見つけたハエヤドリタケの様子も見ておきたいため、ついでにまわって見るかとの思いでだった。ハエヤドリタケは変化なく、オオセミタケの場所に移動する。発生場所を踏み回るのは避けたいので、岩づたいに近付く。無理かなぁと思いながら目の高さを下げ斜面を見上げて、なんと有った。
出てるんだぁと呆れてしまう。早いのは京都だけではなさそう。熟すにはもう少し時間がかかりそうだが、記録的には最速となった。
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クチキツトノミタケ
1月以来、本格的に探索をする時間が取れなかった。
寒い朝となったが、昨日来の風が治まって、天気予報通りになれば昼にはポカポカ天気になるはずと
準備万端出かけた。
目標はイトヒキミジンアリタケで、新しい個体があれば採取するつもりだったが、見つかるものは古いものばかり、
結局採取を諦めて木の根っ子探索から、倒木探索に切り替える。
場所的には100m程度移動しただけだが、この場所は日あたりがよく、陽が当たる背中が暖かい。実を言うと、
このたりのクチキには初夏にコガネムシタンポタケが出るので、その下見も兼ねている。
朽木の状態をみながら移動しているとオイラセクチキムシタケの未熟がみえる。さらに移動した径5cm程度の朽木にクチキツトノミタケが見えた。
この場所での発見は予想していなかった。ことし初ものでもあり掘り出すことにする。
朽木は見た目よりも堅い部分が残っており、採取用具を取出し、腰を据えて採取にかかる。
20分くらいかかって掘り出した寄種は、特徴的なヘラ状の尻尾があるキマワリの幼虫だった。
道具をおさめて、ふたたび移動をはじめて数m、なんと、またクチキツトノミタケ。
ここは坪なのか?と思ってしまう。
しかし、この時期、この場所で倒木を探索をしたことが無いので、前々から出ていたのかどうか、来年の宿題となった。二つめの採取は止めた。
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イトヒキミジンアリタケ
年が明け、やく3週間たって、ようやく出かける時間ができた。
年の最初は、初めての場所にするか、いつもの場所にするか、毎年迷う。
リュックの準備をして車に乗って、初めての場所と決めた。
普段から地図を見ているので、行ったことの無い場所も、大まかに判る。
民家をぬけて目的の林道に入るとすぐ倒木が道を塞いでいた。
車を降りて、木を動かそうと押してみたが無理なようなので歩く事にした。
畑の横を沢へ降りるが、降りた場所に雰囲気が有った。夏に来てみたい場所に思え、今も何か残っていないかと思わせる。アラカシ、ウラジロガシ、コナラ、スギと根っこをみて2本目のコナラにイトヒキミジンアリタケが有った。
写すには余にも場所が悪いのでナイフで剥ぎ取った。

寄種のアリは古い感じだが、子嚢盤は新鮮な気がする。
さらに、沢を遡上するがコナサナギの古いものがチラホラ見える程度。雪まじりの雨になってきたので、カメラを仕舞おうとしていたらオイラセクチキムシタケが見える。

2次胞子は、今回も見えず。けっこう見つかる種なのにタイミングが悪い。また次回に持ち越した。
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ジュズミノガヤドリタケ?
ことし最後の探索に行きたいと思っていたが、なかなか間々ならず、とうとう大晦日となってしまった。
曇がちの天気が回復した。遠くの山頂は白く見えるが、たぶん大丈夫と出かける。
道路の温度計は4℃となっていたが、さすがに谷へ入ると寒い。1枚余分にベストを着て、オバーズボンをはき、歩き始める。場所は、やはりコンクリートの橋。登りだしてすぐ「ワナ有り」の立札に「えっ」となる。ワニバサミのワナは、これまでなんどもすり抜けてきたが、やはり気が重くなる。虫草探索とワナ探索を同時にはできないから、そのまま沢に降り遡上する事にした。
小さなクモ生はポツリポツリ見つかるが子嚢果はないものばかり。予想通り無い。葉が落ちた木々と沢の水の音と、真上の空と、ことしは終わりかな~と思いながらも、目は探し続けている。
目標の滝の手前、倒木にガが見えた。最初、古く、子嚢果もないように見えたが、ルーペで見ると小さな粒粒が付いている。

ガヤドリキイロツブタケかと思ったが、子実体の先端が、すべて丸くなっているのを見るとジュズミノガヤドリタケかなと迷ってしまう。

思えば、ことし初めてのガ生。ことし最後の日に見せてくれる、誰が演出してくれたんだろう。すべてに感謝したい。
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地下生菌(Ⅱ) Octavianina
木の葉が落ちて地上にたまったころ、腐葉土の中にキノコは発生するらしい。これを聞くと、ガサガサやってみたくなって、それなりの木の下を探した。やってみて、どうも、そこらじゅうに出る訳ではないことが判る。
とにかくドングリの木を順次探っていく。厚く積った場所には無いようだ。
なんとなく下草が少なく、土も少し見えていて、それでいて落ち葉が薄く重なっているコナラを見つけた。緩斜面にあり幹は直径40センチくらいだろうか。がさごそまで行かず、がさで白い小さな小粒が出てきた。

以前の教えてもらったOctavianinaらしい。
胞子がまるくてトゲトゲがある。

色々な木の下でガサガサやってみたいと思うが、これも、それなりに経験が必要な気がする。
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地下生菌
普通のキノコは地上に有るが、この仲間は地中地表近くに有る。僕には良く判らいキノコだが冬虫夏草には、この地下生菌の仲間であるツチダンゴから発生するものが多数あり、避けては通れないものの一つだ。
先輩の眠り姫さんからメールが有り、神戸のトリフィさんが香川へ来ているという。数日前からの東京出張が昨日終わり、今朝帰ったばかりだったが、一瞬で気持ちは山へ飛んでいた。
最初のキノコはアカダマタケという。
このキノコ、キノコの臭いがしない。果物(フルーツ)の臭いがする。
聞いただけでは信じられないことだが事実だった。
場所を移す。未舗装の道は水溜りだらけだが、探索隊長は爆走していた(笑)。

車を降りて、山道を歩く。何ども通い慣れた道で、いつも何かに出会える谷だが地下生菌を探したことはない。
歩き出してすぐに、後ろの方で「あったよ」と声がかかる。「えぇ!」。さすがにトリフィさん、見つけてしまった。
1cm位の白い玉で赤色のスジがある。独得の臭いも悪くない。

どうやって見つけたのと聞くと「臭いがした」だそうだ。
持ち帰って見ると、採取したときより赤味が増しているようだ。

内側は黒く見える。

トリフィさんが教えてくれた。「ヒステランギウムと言う地下生菌で、スッポンタケの親戚と言われています。断面が緑や茶色など、日本のは他にも数種類あるようです。」
胞子は縦長の壷のような形をしている。胞子の周りの透明な膜があるのが特徴とのこと、初めてみる形だった。

地下生菌については、これからが発生の時期だそうで機会があれば探してみようと思うが、地中という見えない世界をどうやって探すんだろうね。ヨーロッパのトリフは犬が探しているそうな。
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ウメムラセミタケ
掲示板に各地でウメムラセミタケが見つかった情報が入っているが、自分は全く見えていない。さらに、実際にウメムラの画像を撮ったのは7年前の2001年で、以来、かもしれない物を1度だけ採取しているが、胞子などは確認できていない。やはり会って見たいと思う。
その2001年に採取した場所に行って見る事にした。
あいにくの朝からの雨模様。思いが通じて昼近くに止んだ。といっても遠くの山の雲は降りたままで晴れる気配はないが出かけた。予想通り森は、うす暗く探索条件はすこぶる悪い。
谷は、片側が雑木林で片側がヒノキの植林となっている。この場所は想い出の場所でもある。2000年に虫草探索を開始して、自分自身で初めてツブノセミタケを探し採取した場所。2001年は、このヒノキの根本に発生するツブノセミタケを見に行って、たまたまウメムラセミタケを発見した。
植林のため、ヒノキは、並んでいる。探索方法は最下段の列からヒノキの根本を順番に50mくらいづつ見ては1段上がる。暗い最悪の中で、なんと3段目で念願のウメムラセミタケに当たった。
先端が何かの寄生を受けていて、少し古いものかもしれない。
一つ有れば二つ有る。信じて探索を続けた。
次の斜面の何往復目かに、本当に二つ目が有った。それも、子実体が硬くしっかりしていて2本出ている。
再び小雨が降る最悪の状況だが、胸躍る、採取は慎重に慎重にを繰り返す。
採取し沢に降りて、おおまかに土を洗い流しタッパに入れる。
かなり大物だ。さらに家で洗う。
ツブツブは半埋生。
子嚢果はタテが650-675μm前後、幅は500μmと図鑑より大きいが、カバーグラスで押さえているので、これよりはスマート。
盛んに自然放出しており、胞子は64個が連なり、4-6×2-3μm程度に分裂するようだ。
やっと念願のウメムラセミタケを見る事ができた。掲示板のお蔭かもしれない。
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ハエヤドリタケ
更に少し移動すると、ハチに発生したマユダマタケをみる。ハチに付いたものは初めてだ。
マユダマをデジカメに収めて、目線を、木の根本に多数株立ちした小枝に移す。この感じの小枝には、虫草が付いている事が多い。
なんと、予想が当たり何本目かの先端にムシヒキアブが見えた。
ルーペで見るまでもなく、タンポが4本ついている。ムシヒキアブに発生したハエヤドリタケだ。
ツノダシムシヒキアブタケは、
http://shimada.air-nifty.com/2005/2006/09/post-025e.html
先輩・友人から戴いたものや僕自身も見ているがハエヤドリタケは初対面。
子嚢果はハスの実状の埋生型。
2次胞子は清水図鑑より少し大き目のようだが、なんとかデータが取れた。
記載によると暖かい地方のものの様で、温暖化の影響かなぁと思う。
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サンゴクモタケ
谷に入って一つ目の滝を越えると、岩が迫り出し中央に滝壺がある渓流になる。それを過ぎて次の滝まで、左右のちょっとした台地は、雰囲気のある場所だ。水際の地表を探索していて、目線の先にある枯れ枝にクモらしいものが見えた。
近づいてみるとクモの虫草で、白い綿毛の表面に赤色のツブツブがある。
この谷で2度目の対面となる。
http://shimada.air-nifty.com/2005/2006/09/post_7885.html
前回の疑問が解決したわけではないがサンゴクモタケでよさそうだ。
子嚢果の大きさは、ほぼ図鑑通りのようだ。
少し古いようで子嚢胞子の確認はできなかった。
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ウスキサナギタケ
小さなハナサナギタケは何個か有ったが、いつもの通り確認しながらやり過ごす。沢の段差で水が溜っている部分は、直進できず迂回する場合が多い。その水の端に直径20cm弱の間伐されたヒノキが斜めに落ち込んでいた。そのヒノキの下側にもハナサナギタケが見えた。一応、確認するため近づく。水は長靴の半分くらいの深さ、片足を水に入れてのぞき込むと、白い子実体の横に、なんとオレンジ色のツブツブが見えた。

とりあえず見つけたことを掲示板に載せて、検鏡することにする。子嚢果は少し埋っている感じだ。

N内さんの検鏡しておくようにとの書き込み、何のことかなと思いながら2次胞子をみて驚いた。「あれっ違う」と声を出してしまった。2次胞子が分裂していない。スライドグラスにそのまま自然放出させたものであり、未熟のはずがない。おまけに両側が太い。N内さんとのメールで、この形が有ることを教えて戴いた。

結局、クモは全く撮れなかったが、それ以上の収穫となった。
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ハチタケ
この数日は気温が数度下ったようで、朝起きて気持ちがいい。
いつも行く谷の上流にある支流に訪れてない谷があり、行ってみる事にする。本流を少し歩く間、朽木を見ていくが朽木生は全く見えずハチタケを見る。
すぐ近傍にカメムシタケも見る。
目指す谷へ入るが、水量が激減して、発生が期待できそうな斜面は乾いている。ハナサナギタケが数個見つかっただけだ。諦めて下降することにした。
ハチタケについては、胞子の確認を失敗ばかりしているため持ち帰る。
ルーペでみて、白い胞子をだしているようなので、そのままサイトグラスの上に置く。数十分待ってから検鏡すると期待通り子嚢胞子が出ていた。ちょっと長い気がするが2次胞子が絡んでいる様子が判る。

普通の円柱形でない、おもしろい形の二次胞子を見る事ができた。

少し焦点をずらしてみる。

図鑑記載に当てはまる大きさで、やっと、普通種ハチタケのデータが揃うことになった。
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標本整理
2005年から始めたブログに、2000年から書いているホームページの探索記録を書き写して、やっと終わった。それと同時に、これまで採取した標本も整理を始めた。

1992年に、冬虫夏草というキノコが有ることを三谷進氏に教えてもらって、2000年夏に日本冬虫夏草の会のN内さんに出会い、数日後、同じく会員の眠り姫さんに出会った。最初に御一緒した場所で採取したカメムシタケや採取方法を指導してもらったツブノセミタケの標本が、あの時のことを鮮明に蘇らせる。
最初のころは、なんでもかんでも見つけたら、二人に見てもらっていた。いま思えば恥しいが、子嚢果の無い未熟な個体を採ってきては同定を頼んでいた訳で、よく我慢して相手をしてもらったなと思う。そんな不明な標本が沢山有る。言い替えれば、無駄な採取である。これによって、確かに自分の探索する技術が向上したのは間違いないが、不用意な自然破壊を招いたかもしれない。
時間がたち少しづつ、同定の方法が判るにつれて子嚢果が有るものを選択し、採取数も最低限に抑える事が当然のルールだと知る。しかし最初の数年間は、残すことより採取が先行して不必要な標本が非常に多く、それらの標本を整理しながら、一つ一つ採取した時の事が思いだしながら、自分の浅はかさを噛みしめながら、無駄では無かったと祈るばかりだ。
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クチキムシツブタケ
暑い日が続いているが、気になっている場所へ行ってみる気になった。谷へ入ってすぐ朽木に小さな子実体らしきものが数本出ているのを見つける。3~5mmだろうか、何だろうと思いルーぺで見ると、なんと子嚢果が付いていた。
寄種を取り出そうと掘ってみるが、余にも小さくて切ってしまう。2度も失敗してた。

3体目、掘るのを諦めて朽木ごと切り取って持ち帰るもとにした。水に入れて少しづつ朽木をほぐしていくと4mmくらいの細い幼虫が出てきた。小さくて全長でも10mm程度だ。

子嚢果の数は少ないが、大きさや、小さな2次胞子をみると、クチキムシツブタケで良さそうだ。

2006年7月11日のものと同じ様に見える。これでクチキムシ生としては2例目、カミキリムシの幼虫生と別にしても良いかもしれない。
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